社会貢献活動　Corporate social contribution

わたしたちは「式部倶楽部」「源氏倶楽部」を発足し、日本の文化芸術を振興し、心美しい日本女性とサムライのような日本男性を育成することを目的とする社会貢献活動をおこなっています。

式部倶楽部とは

式部倶楽部は、日本の文化芸術を振興し、かつ、日本女性のあるべき姿と自身で着物を着られる心美しい日本女性を育成することで、日本人としての輝きを取り戻し、世界に開かれ、活力に満ち、文化の香り豊かな日本を建設し、もって国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを目的とします。

式部倶楽部の活動内容

私達は、常に優しく美しく健やかな女性でいます。

私達は、日本文化を継承致します。

私達は、着物の着付けや帯の結び方をお互いに学び合います。

私達は、着付けを教えていただいたら、３名には無償でお教え致します。

式部倶楽部の名前の由来

紫式部の名前が由来になります。

平安時代、紫式部によって日本文学の最高傑作とされる「源氏物語」が誕生しました。
「源氏物語」は世界で最古の長編小説であり、1000年余りの時を経てもなお日本人の琴線に触れるだけでなく、世界の人々にも文学の最高峰として親しまれてきました。
紫式部は、漢字ではなく、ひらがなでこの物語を綴り、日本人のやまとごころを表現しました。
紫式部が綴った物語の真髄は「もののあわれ」であるとされ、それは四季の移り変わり、小さきもの、大いなるもの、命あるもの全てを、ありのまま自らの心にしみじみと受け止める、そのような日本人の純粋で素朴な情感をいいます。
日本の究極の美の価値感は、平安時代、紫式部によって文学作品として表現され、今日の多様な世界でも受け入れられているのです。

式部倶楽部は、聡明で自立した女性の先駆者である紫式部が伝えた美の心を、着物を通して現代に活躍する女性リーダーが受け継ぎ、後世に伝えようとするものです。
着物を自身で着る楽しさと着付けを教えあう愛あふれる倶楽部となるようにと、思いを込めました。

会則

１．会員入会は式部倶楽部会員２名の推薦と承認が必要になります。
２．式部倶楽部内での営業活動はなさらないでください。
３．着付けを教えていただいたら３名には、無償で教えて差し上げてください。

以上の会則が実行できない場合には、退会いただきます。

式部倶楽部発足にあたり

式部倶楽部発足にあたり

日本の女性なら、自分で着物が着たいという気持ちは少なからずあると思います。私自身も、着物を着れないどころか語ることさえできない自分にコンプレックスを感じていました。
今回、山縣かほりさんに手ほどきを受け、自分で着物を着るということが、これほどまでに楽しく、そして日本人としてのアイデンティティや誇りを実感させるものかと感動しています。
気持ちが上がる、所作が変わる、家族が喜ぶ。
サステナブルでストーリーがあるのが着物の魅力だと思います。
実家に眠っている着物があれば、是非着てもらいたい。多くの人に、その感動と楽しさが伝われば嬉しいです。

着物への想い

食事を最高に美味しくし、素敵な友人を飛躍的に広げてくれるワインにすっかりはまった私は、世界各国150以上のワイナリーを訪問してきました。
ワインはその土地のテロワール（文化）から生まれるもの。相手先の文化を目を輝かせて吸収しているのに、日本の文化を伝えることができない自分をもどかしく感じるようになってきました。
そんなある日、さらりと着物を着こなして、海外ワイン研修旅行に参加した生徒さんがいらっしゃいました。引きも切らず外国の方が次々に話しかけてくることに驚愕！
いつかは私もこんな風になりたいと思っていましたが、山縣会長と式部倶楽部の皆様が叶えてくださいました。
小柄な日本人は外国人の中に入ると埋もれがちですが、着物を着ると圧倒的な存在感を放ち、友人は飛躍的に増えます。この喜びを是非多くの皆様にも体感していただきたいです！

着物のサステナビリティー

着物を着ていると、心が柔らかくなり、澄んだ気持ちになれます。
それは、これまで着物が培ってきた伝統や文化という側面に加えて、サステナビリティーという観点があるからだと思います。
反物から着物を仕立てる過程を見ても、平面の生地を立体的な体に沿うように上手く縫い合わせ、全く捨てる所がありません。
また、着物には長く着られる特徴が沢山あります。
例えば、着る人が変わったり、年を経ることで身長や体形に変化があっても、おはしょりや前合わせによって調整が容易です。
更に、同じ着物であっても、帯の雰囲気を変えることで20代に着た着物を60代になっても着ることができ、人生を共に歩むことができます。
着古された後も、小物やハギレ布として様々な用途に用いられ、布としての役割を全うします。
このように、作る、着る、その後の過程まで、着物は無駄がなく、日本のサステナビリティーの知恵が詰まっています。
着物は正しく保存すれば100年以上使えると言われており、子や孫へ受け継ぐことができるので、家族の絆の代弁者として着る人を包んでくれるのではないでしょうか。

式部倶楽部 役員

会　長　山縣かほり
副会長　竹本エリ
副会長　林麻由美
監　事　小野久美子
理事 広報　根岸文枝
理事 サスティナビリティ担当　柴田陽子
理事 大井史子
理事 青木　恵
理事 宮城祐子
顧　問　奥野ヤスミン

式部倶楽部 所在地

源氏倶楽部について

男性の方のご入会も歓迎致します。源氏倶楽部へご入会ください。

源氏倶楽部発足にあたり

源氏物語の桐壺巻は「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。」と始まります。
　この平安の世から数えると1200年もの時を経た現代においても、男子たるもの、「すぐれて時めいて」いたいものです。時めきは、粋（いき）からです。粋なもの、粋な振る舞い、そして粋な仲間。この源氏倶楽部は、まずは着物からの粋な振る舞い、そして伝統芸能などの粋なもの、それらを一緒に楽しむ粋な仲間の集いとして、みんなで現代の数寄者になることができれば、素敵です。
本つ香の　匂へる君が袖触れば　花もえならぬ名をや散らさむ
（源氏物語 第四十三帖『紅梅』）

源氏倶楽部 役員

会　長　山縣かほり
副会長　佐藤克宏
副会長　前中　淳
理　事　金子直弘
顧　問　源光士郎

式部倶楽部・源氏倶楽部 ロゴについて

活動実績

2024/2　式部倶楽部＆源氏倶楽部　新年会 in メゾンプルミエール

華やかな着物姿の皆様と新年のお祝いをしました。

式部倶楽部、源氏倶楽部には、様々な職業のプロの方々がいらっしゃるので、スペシャルな企画でした。 式部倶楽部の為だけのワイン講座を林麻由美副会長にしていただきました。 また、こちらのメゾン　プルミエールさんの美味しいお料理に、麻由美さん自ら，シャンパーニュやワインをマリアージュしてくださいました。

佐藤克宏源氏倶楽部副会長からは、ご専門の経済学からこれからの日本の未来のあるべき姿の講義をいただきました。皆様目からウロコの驚きと知るべきこれからを聞けて本当によかったです。

武楽座創始家元　源光士郎さまからは、なんとも癒される舞と源家元の18番迫力の源氏車を披露頂きました。 式部倶楽部全員で新年を祝う事ができました。

今年も1人でも多くの方々に，着物をご自身で着れる喜びを味わっていただけるように活動して参りたいと思います。 今年は、大河ドラマも紫式部についてです。 式部倶楽部として様々なチャレンジをしてまいりますのでよろしくお願い致します。

2023/7　式部倶楽部＆源氏倶楽部　浴衣会

式部倶楽部＆源氏倶楽部で浴衣会を開催致しました。
暑い毎日ですが、皆様涼やかな浴衣姿でお集まりいただきました。

武楽座　創始家元　源光士郎さまの邪気払いの薙刀舞や敦盛、源氏車をご披露いただきました。

また、源氏倶楽部の皆様の侍のような立ち姿と歩き方レクチャー
式部倶楽部も立ち姿や歩き方レクチャー。

浴衣の発祥など浴衣についてもお話しさせて頂きました。

この浴衣会にいらっしゃったゲストの多くはご自身で着物、浴衣を自分で着たい、着れるような気がしたとおっしゃっていました。嬉しいことです。
毎年行っていある浴衣会ですが、涼やかな皆様のお姿で暑気払いになりました。
ちなみにほとんど方の浴衣が竺仙浴衣でした。

浴衣姿がギリシャの新聞に掲載されました

式部倶楽部の高知支部長の史子さんが、ギリシャ　ヤナコポリ教会のお祭りに参加されましたら浴衣姿が地元の新聞に掲載されました。
小さな町のお祭りに日本人が参加すること自体珍しいのだそうですが、浴衣（着物）を着ていたのでクローズアップされて新聞に掲載されたそうです。
史子さんは「海外で着物を着るだけで日本文化交流につながると実感しました。」とおっしゃっています。

史子さんは毎年ギリシャに行かれていますが、海外で着物を自身で着ることが夢とおっしゃっていて、今年4月に初めて着つけレッスンしてすぐにギリシャで着られて今回7月が2回目でしたが、それで新聞掲載されました。
海外でこういう日本文化交流がどんどんできたら素晴らしいですね。
掲載記事はこちら

2023/5　フラワームーンの横浜クルージング

当日は強風で悪天候でしたが、時間になると風も止みフラワームーンも出てくださいました。

京都の満子さんが理事長の一般社団法人アジャッパさん主催で式部倶楽部＆源氏倶楽部共催でさせていただきました。
横浜インターコンチネンタルホテルでパーティが始まり、お食事をインターコンチの社長もご一緒くださいました。

式部倶楽部の皆様でご挨拶をた後、美味しいお食事を頂きました。

モナコ様式のクルーザーでは、アンジェロ・アクィリーニさんの素晴らしいアコーディオン演奏を聴きながら、フラワームーンも顔を出してくれました。


ここでもクルーザー会社の社長もご同行くださり、本当に贅沢なひとときを過ごさせていただきました。満子さん、ありがとうございました。

2023/4　蝶々夫人観劇

垣岡敦子さん主演　蝶々夫人　AMORE～愛の歌　Vol.8を式部倶楽部の皆様と現在・王子ホールに観劇にいきました。
約2時間お一人で歌われる蝶々夫人。美しく凛とした蝶々夫人に魅了されて涙する場面もありました。


終演後は、ジョーズシャンパンニューヨーク銀座店て会食しました。

2023/3　式部倶楽部＆源氏倶楽部　お花見会

日比谷パレスさんでお花見会を致しました。
当日はあいにくの雨でしたが、会場は満開の桜のようでした！

武楽座　創始家元　源光士郎さまは源氏倶楽部顧問、ばさら舞創始家元　奥野ヤスミンさまは式部倶楽部顧問に就任してくださっています。
源光士郎お家元は、羽衣のお謡と舞。ヤスミンお家元は、夜半の月のばさら舞。


そして、ありえない共演で源お家元の源氏車とヤスミンお家元のばさら舞をしてくださいました。

写真や動画はカメラマンの吉田さんに撮っていただきました。ありがとうございました。

2023/1　式部倶楽部＆源氏倶楽部　新年会

美しい夜景と海が見えるツキシュールラメールさんで新年会を致しました。
式部倶楽部＆源氏倶楽部での乾杯の言葉は、弥栄（いやさか）ですが、今回は新年ですので皇（すめらぎ）弥栄（いやさか）で乾杯致しました。

源氏倶楽部の顧問の武楽座　創始家元　源光士郎さまが新年を祝い、「四海波」のお謡、「敦盛」の舞、そして「源氏車」をご披露いただき一同圧巻のお声と舞で感激致しました。

式部倶楽部幹部役員の他、沖縄支部から副支部長の宮城さん、福島支部からも副支部長の大久保さん、愛知県から宮村さん。初めてお着物でパーティの方もいらっしゃいましたが皆様とっても美しい着物姿でした。
式部倶楽部のロゴも皆様にご披露致しました。

ツキシュールラメールのオーナー藤井由美さまが駆けつけてくださり、美味しいお料理と飲み物、そして広いホールを仕切って個室にしてくださり、別室でお着替えまでできるようにとお気遣いくださり本当にありがとうございました。
源氏倶楽部の副会長のお二人が海外出張でしたが、新しい会員の方もいらしてくださり、源さんがサウジアラビアに行かれる話題からサウジアラビア支部開設も、、これからの源氏倶楽部が楽しみです。

＜式部倶楽部＞

＜源氏倶楽部＞

2022/12　式部倶楽部＆源氏倶楽部　理事会・役員忘年会

式部倶楽部＆源氏倶楽部の理事会、忘年会を美しい夜景のツキシュールラメールで行いました。
着物のご縁でなければ出会うことのない世界で活躍されているメンバーの方々。
こういう方々とご一緒に活動ができていることに感謝しております。

2022/8　浴衣会＠目黒雅叙園

自分で着物を着られる喜び楽しみ。浴衣美人が勢揃い。浴衣姿はとても涼しげ。
素晴らしい螺鈿の間で過ごす時間は優雅で豊かな時間。着物を愛し、優しさ愛溢れる皆さまとの集いはとても有意義で楽しい時間でした。
目黒雅叙園の周りの人達に涼を感じさせてくださいました。
浴衣姿の美しい皆様と美しい螺鈿のお部屋でお庭を眺めながら着物談義で花が咲きました。

2022/7　沖縄式部倶楽部浴衣会発足

沖縄・壺屋ガーデンハウスを今運営されている高倉直子様、パーソナルトレーナーの宮城裕子先生のお陰で発足しました。
こちら壺屋ガーデンハウスで八名の方々にご参加いただきました。初めて浴衣をご自身で着る方々でしたが、皆様，ちゃんと帯まで締めれました。式部倶楽部では姉妹のようにみんなで教えあいます。
今年の夏は、皆様で浴衣を着て那覇を歩くそうです。

2022/4　お花見会

優しさに包まれたお花見会でした。着物を通じて語り合えるお仲間です。
最初は、散りゆく儚さこそが美しい瞬間の桜の下で。お花見の後は、お部屋の桜を愛でながらお食事会をおこないました。